不登校問題の解決の目標は、
子供たちの将来的な『社会的自立』

◆不登校支援の目標
ABELの不登校支援は、児童生徒の現在のみに視点を置くのではなく、社会人としての将来的な自立を意図して考えています。
義務教育段階にある児童生徒や中学卒業後に「ひきこもり」の状態にある青年に対して、「心の問題」の解決を目指した支援だけではなく、 本人の進路形成に資するような指導や支援、情報提供と行うことが必要です。

◆学校への復帰
学校は、「学習に関する支援」や「集団生活で得られる社会性に関するもの」「他社との比較等で得られる自己理解に関するもの」など、 社会的自立を支援する機能を本来的にもっています。したがって、不登校児童生徒の社会的自立を支援するには、学校への復学が最も合理的です。
ただし、学校復帰は、社会的自立に向けた選択肢の一つです。 児童生徒が学校生活の意義を認めず、自分の将来に対する見通しを本人なりに持っている場合や、 いじめのような現実的な要因がある場合など、状況によっては、登校させずに社会的自立を目指すことが望ましい場合もあります。
Fig.1 不登校児童生徒の登校児童生徒との社会的自立の比較イメージ






社会的自立や復学に必要なのは、
『心のサポート』と『進路のサポート』



Fig.2 心と進路形成の関係イメージ

◆心の充実と進路
社会的自立や復学に向けて、「心の問題」と「進路の問題」をバランスよくサポートする必要があります。 それは、これらが互いに影響し合っているからです。
例えば、心に不安やあせりがある状態では、学習への姿勢が安定しません。 学習の遅れは、また不安やあせりを生み、自信の喪失は人との関わりを阻害し、長期化する不登校は生活習慣の乱れにもつながります。
一方で、心のエネルギーが充足している場合は、意欲的に学習に向かうことができ、確かな学力は学校でのプラス体験のきっかけになります。 そして、プラスの学校体験は、社会性やさらなる心のエネルギーの獲得にもつながります。


◆進路の問題とは
進路の問題の内容には、次の二つがあります。
「進路を見つけるための内容」:自己理解や人生観、社会的能力など
「進路を決定するための内容」:各教科等の学力など

「進路を見つけるための内容」とは、児童生徒が自分の進路や生き方を見つけ歩み出すことを可能にするものです。 これは、人との関わりや社会経験の中で見出して行くものです。
「進路を決定するための内容」とは、見つけた進路を進むために現実的なハードルを取り払うものです。 すなわち、受験や学校との学習進度の差など、各教科の学力に関するものです。

ABELは、主に「進路を決定するための内容」をサポートします。

また「進路を見つけるための内容」には、県や市の機関、NPO法人などの連携機関に協力を依頼し、 体験活動やグループワークを通して、その支援を受けることが出来ます。


◆心の問題
心の問題には、県や市の機関に協力を依頼し、臨床心理司や児童福祉司がその支援にあたります。
Fig.3 心の安定と進路の形成及び決定に必要なこと


◆心の安定と進路の形成・決定の関連
前述のように、心の安定と進路の形成・決定は、互いに影響し合うものです。 心の安定があるから自身の進路を冷静に見つめ、学習に取り組むことが出来ます。 進路の形成に資する内容は、心の安定の本質的な改善につながりうるものであり、進路を切り開く動機になります。 また、進路の決定に資する確かな学力は、自信という心の充足と、進路を見出す基礎になります。






サポートの方向性を、
児童生徒の『状況』に応じて設定する



◆サポートの方向性を決める
指導体制の方向性や支援計画は、対象となる児童生徒の学習状況、心理状況、生活環境や対人関係など、様々な視点から総合的な理解のもとに立案されます。

◆児童生徒理解のポイント
マイナス要因の理解に留まらず、本人のよさや前向きな部分など、プラス要因の理解が大切です。
そのためには、学習面や心理行動面、人間関係、生活習慣など、様々な視点から変化を見つけることが必要です。

◆専門的な視点を取り入れる
不登校児童生徒は、いろいろな悩みを複合的に持っている場合があります。 心理面の専門的なサポートが必要な場合は、心理検査の活用によって心理状態等を客観的に判断することが出来ます。

◆生徒児童の状況に合ったプランを考える
不登校児童生徒は、置かれた状況がそれぞれ異なります。学力的側面、医療的側面、社会経験的側面など、その状況や発達段階に応じた内容を考えます。

Fig.4 児童生徒の状況理解の観点例

Fig.5 不登校支援の段階イメージ





必要な内容に応じて、
あなたを『支援する場所』があります


◆支援の5つの内容
ここでは、支援の内容を次の5つに分けて紹介しています。
Fig.6 支援内容の区分的理解

@相談支援全般 :主に不登校支援全般に関する内容
A医療的側面 :主に心の安定に関する内容
B家庭への支援 :主に家庭や家族への支援に関する内容
C社会経験的側面 :主に進路を見つけるための支援に関する内容
D学習支援 :主に進路を決定するための支援に関する内容

◆支援機関の特性
支援機関が持っている特性は、それぞれ異なります。生徒児童や家族は、その必要に応じて相談や支援を受けることが出来ます。 ただし、各機関の支援内容は、上記の5つの内容に完全に分離できるわけではありません。支援の内容は、互いに関連し合っているからです。

◆支援機関の紹介
〜相談支援全般〜
□ソーシャルケアセンター(NPO法人トレス)
 →臨床心理士によるカウンセリング
 →心理検査、職業適性検査
 →社会福祉士による他機関へのコーディネート
 →不登校・発達障害の学習支援
 →通信制高校

〜医療的側面〜
□和歌山県子ども・女性・障害者相談センター(子どもメンタルクリニック)
 →子どもの情緒・行動上の問題の診察と親ガイダンス
 →不登校児童生徒の診療と親子のカウンセリング
 →子供と親への精神医療の提供、メンタルクリニック

〜家庭への支援〜
□和歌山県子ども・女性・障害者相談センター(児童相談所)
 →児童福祉司、児童心理司によるグループ療法(年1回実施)
 →メンタルフレンドの派遣など、家庭への訪問援助

〜社会経験的側面〜
□NPO法人レインボーハウス
 →「居場所」の提供
 →体験活動など、レクリエーションの開催
 →保護者や家族の交流会の開催
□NPO法人エルシティオ
 →「居場所」の提供
 →コーヒーの焙煎・販売を通じた社会体験活動

〜学習支援〜
□総合進学塾ABEL(アーベル)
 →学校に準拠した学習指導(個別指導)
 →受験に関する情報提供




参考文献
[1] 小出太, 佐藤公治, 鹿野憲明, 不登校児童生徒の社会的自立を支援するための指導体制に関する一考察 −不登校児童生徒への指導に関する実態調査を踏まえてー
[2] 管野純, 不登校 予防と支援 Q&A70
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